CELINEの真贋について

絶対に見るべきポイント

前提としてラゲージ(バッグの固有名詞)を例に解説します。

①ロゴの刻印
②バッテン部分の縫製
③持ち手付け根の縫製の幅
④ファスナープル
⑤バッグの素材に使用している革の毛穴
⑥ショルダーストラップの金具
⑦スナップボタン
⑧底鋲
⑨バッグ角の縫製

※真贋に絶対はございません。
一つのポイントがOKだからといって正規品と判断することは難しいです。
あくまでトータルで判断するようにしましょう!

①ロゴの刻印

【ロゴ】
正規品:文字に少し深さがあり、そこへインクを流し込んでいるような作りになっている。
基準外製品はレザー部分に深さがなく、そのままインクを塗ったような刻印になっている事が多い。

※製造された時期によって変わりますがEの刻印の上にドットがあります。
しかしこちらは2018年9月以降の新しいモデルからはドットがなくなっているため、ここだけで判断するのは難しいですが、一つのポイントとして覚えておくと良いでしょう。

⚪︎刻印の真贋ポイントまとめ
1.CELINE刻印の文字に深さがあるか
2.Eの上にドットがあるか
3.インクの滲みがないか

②バッテン部分の縫製

バッグ後部にあるバッテンの縫製部分ですが、縫製の数が上下・左右・斜め全て対象になっております。
また、全体的な形もしっかりチェックして下さい。
写真で分かるように粗悪な偽物は形自体が違う場合がありますので、細部まで比較しましょう。

⚪︎縫製の真贋ポイントまとめ
1.縫製の数が上下・左右・斜め全て対象になっているか
2.バッテンの縫製の形が歪んでいないか

③持ち手付け根の縫製の幅

画像を比較してみると、ウェーブがかかっているラインと持ち手部分の間の幅が違っています。
正規品:正規品はある程度余裕を持った幅になっています。
基準外:基準外製品は極端に幅が狭いものなども存在します。

⚪︎縫製の真贋ポイントまとめ
1.持ち手と縫製の幅が極端に狭くないか

④ファスナープル

画像で見比べて分かるように基準外製品はぷっくりと膨れているものが多いです。
正規品は平たい作りとなっているのでこちらも分かりやすい鑑定ポイントの一つです。
セリーヌのファスナーにはファスナーメーカーの刻印が一切打たれておりません。
ファスナーの製造番号などは記載がありますが、それ以外の刻印はないのでファスナーの裏側もしっかり刻印の確認を行いましょう

⚪︎ファスナー部分の真贋ポイントまとめ
1.プルの部分が膨らんでいるかどうか
2.ファスナー金具にメーカー刻印が打たれていないか
3.ファスナー金具に番号が打たれているか

⑤バッグの素材に使用している革の毛穴

レザー製品はもちろん本物の革ですので、表面に毛穴(小さな穴)が存在します
基準外製品は合成皮革を使用している事が多く、毛穴が存在しないのでこの部分である程度の判断をする事が可能です
※ただし基準外製品の中にもしっかり本物の革を使用しているものもありますので注意

⚪︎レザー部分の真贋ポイントまとめ
1.毛穴があるかどうか

⑥ショルダーストラップの金具

正規品の金具は刻印もしっかり処理されて綺麗な作りになっています。
基準外は処理が甘く刻印がつぶれている場合もあります。
・一見綺麗に見えても金具の内側部分のメッキの塗りが雑でムラになっている事がありますので見逃さないようにしましょう。
・全体的にメッキの感じがテカテカしているものにも偽物が多いので注意してください。

⚪︎ショルダーストラップの真贋ポイントまとめ
1.メッキの塗り方が雑でないか
2.刻印は綺麗に彫られているか
3.テカテカしたメッキ感が強くないか

⑦スナップボタン

正規品のボタンは画像のように細かく線が入っています。
基準外製品はボタンの模様が違ったり、模様が入っていなかったりする。

⚪︎スナップボタンの真贋ポイントまとめ
1.線模様が入っているか

⑧底鋲

正規品のものは面がまっすぐになっており綺麗な正方形です。
画像はありませんが、基準外製品はこの底鋲の面が曲線のように丸く出っ張っているものがあるため、こちらも見逃しがないように気を付けましょう。

底鋲がないラゲージも存在するのでこのポイントだけで基準外商品と判断しないように注意しましょう。

⚪︎底鋲の真贋ポイントまとめ
1.鋲に丸みをおびたふくらみがないか

⑨バッグ角の縫製

基準外製品は正規品と比べて縫製が太くなっている事が多く、特にこのバッグ角の縫製はとても分かりやすいポイントになります。例外として、パイソン(ヘビ革)を使用しているラゲージは縫製が太いものもありますので注意しましょう。

⚪︎バッグ角の縫製の真贋ポイントまとめ
1.バッグ角の縫製が太くなっていないか

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