Louis Vuittonの真贋について
絶対に見るポイント
①シリアル
②ブランドロゴ
③縫製
④ビス
⑤スナップボタン
⑥モノグラム柄
⑦Cマーク
⑧ヌメ革の質感
⑨ネジ
実際に詳しく解説していきます!
※真贋に絶対はございません。
一つのポイントがOKだからといって正規品と判断することは難しいです。
あくまでトータルで判断するようにしましょう!
①シリアル
⚪︎ヴィトンのバッグやサイフ製品には必ずシリアルナンバーがある。
・シリアルがない時点で基準外の可能性は大きい
・シリアルがあったとしても偽物はアルファベットが適当だったり、数字が意味をなしていないことがあるので注意が必要
・刻印のズレや深さ・インクの状態・フォントなどに違和感が無いか
本物は淵のラインの中にシリアルナンバーが納まっていますが、偽物ははみ出したりています。
⚪︎その他見るポイント
刻印の「押し」の深さが均一であるか・文字が斜めになっていないか・フォントが見慣れないものでないかなどをチェック。
⚪︎シリアルの読み方
前提:製造番号を見ると、その製品が作られた時期と場所がわかります。
アルファベットが製造工場、数字が製造時期(製造年月)を示している。
⚪︎ヴィトンのシリアルナンバー数字の読み方
※2021年にはICチップ内蔵型に変更
2021年頃からシリアルナンバーがないルイヴィトン製品が流通し始め、RFIDタグと呼ばれる埋め込み型のICチップが内蔵されることになりました。これはコピー商品の流通を防止する目的で、ICチップを専用の機器でスキャンすることで情報を読み取ることができるものです。スマートフォンアプリなどでRFIDを読み取ることは可能ですが、暗号化されていることから現時点で解読は不可能とされています。私たちがわかるのは「RFIDタグの有無」だけです。
②ブランドロゴ
・淵のラインの中に『LOUIS VUITTON』の文字が収まるはずですが、偽物ははみ出しています
⚪︎アルファベットの『O』も重要なポイント
・正規のアルファベットの『O』は真円になっている
・偽物の方は最初の『O』と最後の『O』とで中央がズレてしまっています。
・『O』が縦長であることや、左上の縫い目がぐちゃぐちゃになっている点、刻印の深さが均一ではないことも怪しいポイントであるといえます。
③縫製
昔のルイヴィトンの偽物は糸にバラつきがあったり、直線に縫われていないことが良くあったため、非常に分かりやすいものでした。
使われている糸に注目すると、この偽物は糸が非常に細いためすぐにわかります。
ルイヴィトン製品に使われているいる糸は基本的に少しふっくらとした丈夫な糸が使われています。
※最近は偽物の縫製技術も格段に良くなってしまったため、本物と見間違うことあり識別な困難になってきている
正規品は少し斜めになっているのが特徴ですが、偽物は安いミシンで縫ったかのようにまっすぐです。
④ビス
ビスに関してはルイヴィトン製品の中でもいくつか種類があるため見比べるのが難しいのですが、光沢感と丸みを帯びているかどうかと刻印がポイントです。
稚拙なつくりの偽物はビスを打ち込む際頭が潰れてしまったようなものがあったり、ロゴを彫りやすくコストが低い平なビスを使ったりしているものが見られます。
物は横から見るとわかるくらいぷっくりと丸味を帯びていますが、偽物は平らなものがあります。
本物:刻印の深さが均一・溝が深い(しっかりついている)・文字が潰れていないなど、細かい箇所ですがつくりが丁寧です
基準外:雑に打刻したように文字が潰れていたり、溝の深さがバラバラだったりしているものが多くあります。
※最近では本物のビスを(一部でも)使うなどした偽物が存在しているため判別が難しい場合もあります。
新品のビスの場合、本物と偽物では光沢感が違うこともあります。本物は白味を帯びた金色(若干くすみを帯びたような色)をしていますが、偽物はピカピカすぎる光り方をするような色をしています。
画像のように本物はパーツの中央に正確に打ち込まれるため、偽物は微細なズレがあることが良く見られます。
本物であれば縫い目の上にかぶるような位置にビスを留めることはまずありません。
縫い目とビスが被っているような品物は怪しいと疑ってください。
⑤スナップボタン
正規品の多くはキノコのように尖っていて、丸いものは偽物の可能性が高いです。
正規品の中には、先端が丸いタイプのスナップボタンが使われるモデルもありますので判断材料の一つとしてお考えください。
正規品は中央の2本の棒が必ず、『LOUIS VUITON』の文字の【OからOへ・IからIへ】伸びています。
⑥モノグラム柄
アイテムの種類にもよりますが、基本的に正しいモノグラム柄は画像のように中央ラインに沿って真っ直ぐ柄が配置されます
一番目立つ部分である留め具の上にはLV柄が来るようにデザインされているのも特徴です。
中央LV柄は縫い目に重なったるすることはありません。
バッグの蓋部分と本体部分の柄もズレが無いように工夫されているのも特徴です。
⑦Cマーク
モノグラム柄を良く見ると『Cマーク』と呼ばれるものがあります。
これは等間隔で配置されており、面積の大きなバッグの場合いくつか見つかります。
⑧ヌメ革の質感
変色などの経年劣化みられても本物のヌメ革なら基本しっとりしている。
カサカサしてたら基準外の可能性ある。
⑨ネジ
プラスネジが使われていないか。
ヴィトンに限らずハイブランドでプラスネジが使われることはほぼない。